おはようございます、薫です。
ビジネスが成長してきて、成熟した時点である問題に直面するという話をここ数回にわたりしてきました。
そこでの解決策は、起業家視点、マネージャー視点、職人視点の3つの視点を掛け合わせて、「誰がやっても成功しかない仕事方法」を確立することです。
ビジネスオーナーであるあなたが、どの視点を一番強く持っているかはわかりませんが、どれか一つ強い視点を持っているはずです。
その3者の視点をあなたは、うまくリーダーとしてまとめ上げるような感覚で、ご自身のビジネスを起業家の視点、マネージャーの視点、職人の視点で細かく分析してみてください。
その目指す先は、「お客様の期待に応えるサービスを提供すること」です。
これができればリピーターは必ずつきます。
どういうことか?というと、例えば、私はスターバックスへ行くのですが、スターバックスに期待することは何でしょうか?
正直、コーヒーではありません。コーヒーよりもスターバックスの落ち着いた雰囲気が大好きなのです。いつも同じ感じの落ち着いた音楽、コーヒーの香り、少し暗い照明。
これがあるから常にあのお店に行ってしまいます。
ここのお店なら、ここの会社なら「絶対に裏切らない誠実さ」を提供し続けるのです。
そして、その「絶対に裏切らない誠実さ」はどうしたら提供できるか?と考えてください。それには、そこで働く人が変わったからといって、サービスの内容が変わってしまってはいけません。
マネージャー(管理する人ですよね?)が変わったから、音楽の音量が大きくなって会話できなくなった。となっては、もはやスタバに行くいみはありません。
そういうことで、あのお店にはきっと音楽のボリュームは「いくつ」という風に数値化されていると思います。
私の会社の事例
お客様から依頼が来たら、どうするか。というのを全てマニュアルにしてあります。またお客様からの支払いがきちんとなされているかも毎週チェックする日も決まっており、支払い期限が近づけばフォローのメールを出すこともしています。
お仕事を受けてくださっている提携先とも、提携条件は確立してあり、請求書を発行してもらうための条件や請求書の送り先も全てしっかりと確立されています。
なんでもないようなことですが、とても大切です。
これは、お客様や提携先とのトラブルを回避するためでもあります。いくら大きなお仕事で喉から手が出るほど欲しいものであったとしても、お客様が発注のサインをしてくださるまでは、いくらお得意様でも先にサービスを提供することなどありません。
うちの会社は運営側は管理者1名と私のみです。それでも年商を億まで持っていくことができました。イレギュラーなことがない限り、管理者の負担も「いつも通りの仕事をすればいいだけ」なのでとても少なくて済みます。
最後にどこからアイディアを持ってくるかですが、これは以前にお話ししたフランチャイズ店がとても参考になります。
フランチャイズ店というのは、そのビジネスが成り立つという証明がされているので権利を販売できているのです。ですので、アイディアが浮かばない。という方は、一度、ご自分のお好きなフランチャイズ店をよくよく観察してみてください。
カフェだけでも何社もうまく運営しているところがあります。レストランもそうですし、クリーニング屋さん、配送業者もそうですよね。自分がこうしたいと思うビジネスを見習ってみてください。
そこからいかに「自分らしさ」を加えて、「お客様に誠実に接することができるか」ということを考えてみてください。
きっとそこにあなたのビジネスも大きく伸ばせるヒントがあるはずです。
Photo by Bannon Morrissyon Unsplash
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