こんにちは、薫です。
前回はお金持ちになるためのキーワードということで、レバレッジについてお話をしました。
そして、そこで皆さんにちょっと考えていただいた次の項目に対してのレバレッジのお話を今回はしたいと思います。
ビジネスというレバレッジ
人が一人で労働として働いて得られるお金を1とします。
その場合は、得られる収入というのは、年収という形で決まってしまいます。副業もありますが、まず、個人で一人でせっせと働いて得られるお金というのは平均するとそう高くないはずです。
高給取りの方でも年収億行ったらすごいですよね。
ビジネスオーナー側のレバレッジ
ただし、ビジネスを持つと自分以外の人の恩恵を受けることになります。
あなたのビジネスのために働いてくれる人たちの時間と労働力、また銀行から融資を得られたり、株式会社にするのであれば、株主より投資としてお金を得られるます。
自分一人で成し得なかったお金を前述のような形で大きく、しかも一気に手に入れることができます。
これが最初に大いに使うべきレバレッジです。
時間で言えば、自分一人で働いていたら1日24時間、労働時間はそのうち8時間から12時間ぐらいでしょうか?それが従業員がいればいるだけ、掛け算で増えていきます。
それだけの時間があれば、物を売るにしろ、サービスを提供するにしろ、人数x労働時間で選択肢が大幅に広がるのです。
その分、従業員の方にはお給料をお支払いします。ただ、お給料は歩合給でない限り固定給で、ボーナスや福利厚生があるにしろ、経費は一定額で予算が立てられ、毎年劇的に増えるわけではないので、経費を差し引いた額は、会社のもの=オーナー(株主)のもになるわけです。
というわけで、オーナー側から見ると、会社を持って職を社会に提供することで、相手から無限に増やすことが可能なレバレッジを手に入れることができるわけです。
ただし、大変なのは自分、自分の家族、従業員とその家族の人生まで背負うことになりますので、お金を稼げると同時に責任も重くのしかかってきます。
雇われる側が気づかないレバレッジ
ここまで読んでいただいたら、勘の言い方はお気づきかもしれません。
それでは、今度は雇われる側、労働力を提供する側から見たら、どのようなレバレッジを雇い主側に提供していることになるのでしょうか?
一言でまとめるなら、「あなたの人生まるごと」です。
でも給与額が年収2000万だから悪くないよ。と思うかもしれません。
その仕事が好きで、そこで一生やり続けないのであれば、それで構いません。
しかし、一歩引いたところからこの状況を観察してください。
年収2000万もあれば、たいていの人は、満足する。ということを企業側はよく知っているのです。2000万ももらっていて、転職する気は起きないでしょう。と。。。。甘い蜜を提供してくれています。逆を見れば、高額だから不景気になったら一番最初に給与カット、もしくは、解雇の対象になりかねません。
そして、2000万円も払える会社はもっともっと大きく労働者をレバレッジとして稼いでいますよね?
某企業の内部留保額は、兆を超えています。もちろんこれは現金で全部持っているわけではもちろんなく、買掛け金などもあり(って詳しいことは書きませんが)、、、なのですが、結局のところ、この額を会社は還元する。と仮に決めたとしても、従業員には来ずに、株主へ行ってしまいます。
ようは、従業員で働いているうちは、会社に期待をいくらしたところで、社員への還元は微々たるもので、株主をますます金持ちにするために日々お仕事していることになるのです。残念ながら。
ただし、自分一人しか責任を負わないので、一番楽なお金の稼ぎ方でもあります。
これをどう思うか?は個人の自由ですね。
今回で全部書こうと思いましたが、恐ろしく長くなりそうなので、ここまでにします。
今日もお読みくださりありがとうございました。
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